前2回のブログについて

いち飲み屋風情の店主が、お客さんのあるべき姿について、えらそーに語ってしまった前のブログ。とくに「お客さんに安心して過ごしてもらうために」のほうは、プリントして店のトイレに貼った。

なので、いろいろな反響がありました。

賛意が多かったのは救われました。

はじめてのお客さんに「なんか面倒くさい店だなあ」と思われちゃうよ。

はい、そうですね。面倒くさい店と思われてもしかたないですね。でもそのとおりだから。

俺はああは思わない、間違っていると思う、というお客さんも。

一人でやっている個人店が、常連だからといって偉そうにするな、というステイトメントを出すのは、確かに異例ですよね。

実際常連だったらそのくらいいいじゃないか、というお店が多いです。それはそういうふうにやっているお店なんだから、いいではないか。わたしの好きなお店のほとんどは、そういうお店ですよ。でもうちはうち。

あ、今気づきました。これって自分自身の生き方そのものだ。ほかがそうだからこうするという発想は、まったくない。

先日中学の卒業文集を発見し、読んでみたのですが、まあオレサマ自己肯定感の塊のような人格が幼年期からできており。こりゃだめだな(笑)、と思ったものでした。

 

「初めていらした女子のお客さんを・・」については、お客が店の外に出たあとの行動を制限するのか!という刺激的な内容です。

女子のお客さんから、「じゃぁ、深井さんが他の店の常連で、同じようにご新規の女子と仲良くなって、このあと二人で外に飲みにいこうかって、絶対にならないの?」と。

そうですよね。そんなわくわくすることはいままでになかったけれど。そういうふうになっても、店主に気を使ってやらない。でもどうしてもやりたくなったら、ぜったいに店主にバレないように通じて、時間差で退店して、こっそり待ち合わせてもう一軒飲みに行く。

ということだと思いますよ。と答えました。

そのくらい周到に、お酒が入っていても頭をきかせてできるくらいだったら、いいんじゃないの。そのあとも楽しそうだし。というのが自身の考えです。

実際ダメダメなこれまでのケースは、そんな配慮も工夫もなく、イェーイ!という感じで連れて行っちゃって、ろくでもないことになったことばかりでしたから。

あとは、もう来ないでください、というお客さんには、一度イエローカードを出してから、次にレッドカードなのでは、というご意見も。

それは検討したんですよね。でも、イエローカードを切ったところで、間違いなく治らない、結局レッドカードを後で切る。そしてその間、とても労力がかかるし、お相手を傷つける回数も増える。というのが、知る数人のかたとも相談した結果でした。

そんなこんな。でもだめな話ばかりではなく、いい話もあって救われます。

今年中に4組目のカップルが誕生するようです。別にみな結婚なんてしなくてもいいのですが、するのであれば祝福させてください。とてもうれしいです。おめでとうございます。

自身もいろいろな発見があります。お客さんのありかたについて、疑問やご意見、今後もおしえてください。